Kong 創業ストーリー
10年越しのアメリカンドリーム「自分よりも大きなものになる」
企業のDNA、その核となる価値観は、創業者のDNAの延長線上にあります。 AghiとMarco、二人の共同創業者は2008年、イタリアのミラノで大学時代に出会いました。
彼らは2009年、ミラノのガレージで最初の会社「MashApps」を設立し、その直後、成功の機会を増やすためにサンフランシスコに移住することを決めました。 観光ビザ、2週間分の資金、現地での人脈なし、言葉もほとんど話せない状態で、彼らは「起業家としての夢」に向かって出発したのです。
当社の新入社員オリエンテーションでは、今でも、6,000マイルを移動し、何もないところから10億ドル以上のSaaSスタートアップを立ち上げた回復力、忍耐力、決意が語り継がれています。
短期間ホームレスになったこと、何年も毎食ツナとパスタを食べ続けたこと、シード資金を得るために引っ掻き回したことなど二人の話は社内に浸透しています。
彼らのジャーニーは、『シリコンバレー』らしいエピソードを彷彿とさせます。 二人の好奇心、謙虚さ、粘り強さによって、サンフランシスコのストリートという世界最高のハッカー・コミュニティで24時間365日ネットワークを築くことができたのです。
二人は「CraigsList」のコンテストで優勝し、Travis KalanickがまだUberのコンセプトを構築している時期に1ヶ月間彼の部屋に乗り込み共に暮らした話や、Brian CheskyやNathan Blecharczykのような最終的にAirBnBを創業した起業家たちの苦闘中の会話から学んだことを共有します。
AghiとMarcoの創業時代の想いは、今もなお私たちの中にあり続けます。 私たちは、自分たちがどこから来たのかを決して忘れず、前向きであり続け、必要なときにはピボットする「移民マインドセット」を誇りにしています。 多くのスタートアップ企業はこれを「グリット」と呼びますが、私たちは今日に至るまで、採用する全員のこの特性を大切にしています。